アクセルスペースは、2023年8月8日で設立15周年を迎えました。これまでの軌跡と今後についてお伝えするために、2つの大きなイベント(1つは”Space within Your Reach”の実現を目指して日々共に取り組む社内メンバーを対象としたイベント、もう1つはパートナー企業を始めとした、関係者の方へ向けて、弊社が今後目指す世界を発信する記念式典)を開催しました。この記事では、当日の様子を一部ご紹介します。
ビジネスの背後にある思いを共有し、よりパワフルなチームへ
7月24日に社内メンバーが一堂に会し日英両言語を使い和気あいあいとした雰囲気のなかで15年の節目を祝いました。2008年に4名で創業して以来、会社の成長とともに仲間は増え続けており、26か国から集まった130名を超えるメンバーが集結し、今後も引き続き同じ気持ちで臨んでいくため、当時を知るメンバーに協力してもらい、これまでのヒストリーをシェアしました。
大学の研究室のような雰囲気だった創業時の雰囲気や成長段階で遭遇したピンチなどのエピソードなど、知らなかった過去に驚いたり、日頃は聞けないメンバーの思いを知って親しみを感じたり、現在自分が取り組んでいる業務と重ね合わせてみたり、メンバーそれぞれが弊社のこれまでを深く知る貴重な機会となりました。
本イベントの登壇者とボードメンバーが着用していた15周年記念Tシャツは、会の最後にこれまでの感謝、そしてこれからも”Space within Your Reach”に向けて一緒にがんばっていこうという気持ちをこめて、メンバーにもプレゼントしました。これをメンバー全員が着用して、15周年記念式典当日を迎えます。
ミッションパッチもお目見え。次の時代を見据えたAxelspace3.0とその先の未来
8月1日にはアクセルスペース設立15周年記念式典をマンダリンオリエンタルホテル東京で開催しました。当日はゲストをお迎えし、日頃の感謝と弊社が今後目指す世界についてお伝えしました。
冒頭では、メンバーが制作した15周年記念動画を放映しました。本日Youtubeで公開しましたので、ぜひ皆様ご覧ください。
▶️Movie:Axelspace Celebrating 15 Years Anniversary/アクセルスペース設立15周年記念動画
AxelLiner事業では、小型衛星の商用利用がさらに進むことを見据えて、衛星製造の標準化・自動化を進め、衛星製造の変革に取り組みます。2022年春の事業発表以後の進捗として、実証衛星のPyxisの開発状況や、完成したばかりのミッションパッチを披露したほか、サービスの要となるAxelLiner Terminalのデモンストレーションを初公開しました。
また、AxelGlobe事業では、よりダイレクトに社会に役立つサービスを目指していきます。活用事例紹介と次世代衛星の打ち上げ予定や新技術の利用など、今後のロードマップを発表しました。
第一部の締めくくりには、事業の話と、そのユニークな事業を支える多様な組織の特徴を紹介するパネルディスカッションを行いました。よりリアルなメッセージをお届けすることができ、未来へ向けた弊社の取り組みを具体的にイメージしていただけたのではないかと思います。
式典の後半ではゲストの皆さまには15年間の感謝をお伝えしつつ、交流を深める機会を設けました。社員を含めて約300名が参加する盛大な会となりましたが、あちこちで会話に花が咲き、宇宙業界を支える皆さまとの関係を深めることができました。
”Space within Your Reach~宇宙を普通の場所に~”の実現は弊社のみで成し得ることができるものではありません。宇宙業界の皆さまはもとより、より多くの皆さまと共に宇宙のインフラ化を推進していきたいと思います。今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。