株式会社アクセルスペース(本社:東京都中央区、代表取締役:中村友哉)は、国際航業株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:土方聡、以下「国際航業」)との間で、アクセルスペースが展開する全地球観測プラットフォーム「AxelGlobe(アクセルグローブ)」で取得する衛星データの利用促進や新たなソリューション開発を行う戦略的パートナーシップ契約を締結したことをお知らせ致します。
「AxelGlobe」は、世界のあらゆる地域を高頻度で観測できる次世代光学地球観測プラットフォームです。現在は衛星5機体制で、同一地点を2〜3日に一度観測し、地上分解能2.5mの画像提供することができます。2023年までには10機体制を予定し、世界の毎日観測を可能にする予定です。衛星が撮影する画像は、作物の生育管理や収穫適期予測等の精密農業、都市計画や経済動向把握、災害対応への利用のほか、サプライチェーンのリモート監視、SDGsへの貢献やESG対応のための環境モニタリングといった活用が注目されています。
国際航業は、環境保全や都市空間整備、農業支援や森林管理、さらには災害対応や気候変動対策など、国内外の社会課題解決に対しリモートセンシング技術を駆使してサポートしてきた、空間情報コンサルティングのリーディングカンパニーです。
AxelGlobeの導入により、国際航業が提供する営農支援サービス「天晴れ」や防災情報提供サービス「Bois」では従来よりも短期間の解析が可能になり、お客様の幅広いニーズへの対応が可能になります。さらに、同社の顧客である政府機関、国際協力関係機関(団体)などへ様々な分野での国産衛星データの利用を提案することで、国内における衛星データ活用の定着化と海外への日本製人工衛星の利活用促進を働きかけ、安心・安全でサスティナブルな社会への一層の貢献を目指します。