株式会社アクセルスペース(本社:東京都中央区、代表取締役:中村友哉)は、同社がサービス提供する地球観測プラットフォーム「AxelGlobe」が、一般社団法人科学技術と経済の会が主催する「第10回技術経営・イノベーション大賞」にて「総務大臣省」を受賞しましたことをお知らせ致します。
本賞は、一般社団法人科学技術と経済の会主催、総務省、文部科学省、経済産業省、日本経済新聞社、日刊工業新聞社後援の下、日本経済の発展、社会変革、グローバル競争力の向上、福祉の向上、さらにはSDGsや新型コロナウィルス対策への貢献、これにより急変する環境下での新たな価値創造等を飛躍的に実現するイノベーション(変革を起こした/起こしつつある新事業)で、事業化され投資や雇用を生み出した/生み出しつつある優れた取り組みを表彰するものです。
今回総務大臣賞を受賞した「AxelGlobe」は、世界のあらゆる地域を高頻度で観測できる次世代光学地球観測プラットフォームです。現在は衛星5機体制で、同一地点を2〜3日に一度観測し、地上分解能2.5mの画像提供することができます。2022年中には9機体制を実現し、世界の毎日観測を可能にする予定です。
衛星が撮影する画像は、作物の生育管理や収穫適期予測等の精密農業、都市計画や経済動向把握、災害対応への利用のほか、withコロナ時代のサプライチェーンのリモート監視、SDGsへの貢献やESG対応のための環境モニタリングといった活用が注目されています。
選考理由としては「超小型衛星を通じたジェネリックテクノロジーの提案であり、その先に新しいビジネスモデルの可能性がある点」との評価を戴いております。
この度の受賞を受け、アクセルスペース取締役CPO/AxelGlobe事業責任者の中西は次のように述べています。
この度は、栄誉ある賞を頂き非常に光栄です。AxelGlobeは衛星データをより簡単によりお手頃に、多くの方々にご提供できる革新的なサービスだと自負しておりますが、この度斯様な賞でご評価いただきまして、社員一同非常に感激しております。AxelGlobeの開発には”やりたいこと”や”やるべきこと”が山積みですので、引き続き弊社ビジョンである”Space within your reach”の実現に向けてプロダクトの開発改善に努めて参りたいと思います。
今回10回目を迎えた「技術経営・イノベーション大賞」表彰結果の詳細は同賞公式サイトをご覧ください。
https://www.jates.or.jp/management_study/management_of_technology_meeting/gikei_innovation_201607/10th_Kettei.html