アクセルスペースは衛星画像の解析を行うNew Space Intelligenceとパートナーシップを締結いたしました。
2023年1月20日、弊社オフィスにて協業覚書の調印式を執り行い、衛星画像活用の拡大に向けて、両社で協力していくことを改めて確認いたしました。
アクセルスペースが展開する「AxelGlobe(アクセルグローブ)」は世界のあらゆる地域を高頻度で観測できる次世代光学地球観測プラットフォームです。衛星5機体制で一地点を2〜3日に一度観測しており、ご希望のエリアを地上分解能2.5mの高い解像度で撮影できます(地上観測幅57km)。
一方、New Space Intelligenceは画像解析のプロフェッショナルとして、衛星データのビジネス利用をサポートするシステム「衛星データパイプライン」の社会実装に取り組んでいます。
同社の取り組む「誰もが衛星データを活用できる未来を創る」というミッションは、アクセルスペースのビジョン「Space within your reach (宇宙を普通の場所に)」とも重なるものです。今回の提携により、両社で協力して衛星データの活用拡大をより強力に推進してまいります。特に新たな衛星画像を使用したアプリケーション開発や海外新規市場開拓をメインに共同で推進してまいります。
本件について、アクセルスペース代表取締役の中村友哉のコメントは以下のとおりです。
「衛星画像の解析だけでなく、アプリケーション開発に強みのあるNew Space Intelligence社と連携することで、これまで弊社がリーチできていなかった衛星画像活用の新たな領域を広げていけると期待しています。また国際色豊かなNSI社のメンバーの皆さんと力を合わせ、グローバルな市場開拓を一段と加速させていきます。」
また、New Space Intelligence代表取締役の長井裕美子氏のコメントは以下のとおりです。
「今まで世界の様々な衛星データを扱っていますが、アクセルスペースの衛星データは、欧米のメジャーな衛星データと比べても、非常に品質が良くてよいデータであると感じています。この連携からよりよい関係を築きながら、世界に向けた新しいサービスを一緒に作っていきたいと思っています。」
Axelspaceについて(https://www.axelspace.com)
株式会社アクセルスペースは、日本の小型衛星業界のフロントランナーとして、世界初の商用超小型気象衛星「WNISAT-1」やJAXAが初めて宇宙ベンチャーに設計・開発を委託した「RAPIS-1」など、ハードウェアに留まらずサービスも含めた宇宙利用で業界をリードしてまいりました。現在は東京・日本橋のオフィスにクリーンルームを併設し、実際に日本橋で衛星を開発・製造しています。地球観測衛星プラットフォーム「AxelGlobe」、小型衛星のワンストップサービス「AxelLiner」の2つの事業を軸に、小型衛星による地球観測事業、小型衛星等を活用したソリューションの提案、小型衛星及び関連コンポーネントの設計及び製造、小型衛星の打ち上げアレンジメント及び運用支援・受託を行っています。
「AxelGlobe」サービスサイト https://www.axelglobe.com/
New Space Inelligenceについて(https://www.newspaceint.com/ja)
株式会社New Space Intelligence(NSI)は、AIT(アジア工科大学院(タイ国))および山口大学のメンバーで創業したスタートアップです。リモートセンシングや AI 技術、画像処理の専門的知見・技術を有しています。衛星データを使ってあらゆる産業をアップデートし、Geo-Enabled社会の実現を目指しています。現在、多種多様な衛星データを統合して、目的に合った最適な解析方法でお客様の課題解決を行うプラットフォームである「衛星データパイプライン」を開発しています。このプラットフォームを用いた変化検出サービスや、よりお客様の課題に沿ったソリューションサービスを展開致します。
本件に関するお問い合わせ
Axelspace へのお問い合わせ
経営戦略本部PRユニット pr@axelspace.com
New Space Intelligenceへのお問い合わせ
本社代表 info@newspaceint.com