小型衛星のパイオニアであるアクセルスペース（本社：東京都中央区、代表取締役：中村友哉）は株式会社アマナイメージズと提携し、弊社の小型衛星GRUSが撮影したアーカイブ画像データの提供とご依頼による新規撮影のサービスを2023年8月25日より開始します。画像のストックフォト販売も近日開始予定で、広告、出版、報道、教育やAI開発等に用いるビジュアル素材として活用いただきやすくなりました。
地球観測プラットフォーム「AxelGlobe」とは
アクセルスペースが展開する「AxelGlobe」は、デスクトップから誰でも衛星データにアクセスできる地球観測プラットフォームです。同一地点を2～3日に一度の高頻度で観測しており、ユーザーのニーズに応じた衛星画像を提供しています。
衛星に搭載されたカメラのスペックは分解能が2.5m、撮影した画像上で地上に駐機している大型航空機が判別可能なレベルです。撮影したデータそのままの提供だけでなく、オプションで使用用途に適した画像の加工やデータ分析も行います。現在は5機体制で運用していますが、より高頻度の観測を目指して衛星の機数を増やす計画も進行中です。
ビジュアル素材としての活用やAI開発への対応で衛星画像の活用範囲を拡大
これまでGRUS撮影画像は農業や防災などの分野で、主にデータ分析に活用されてきましたが、今回の協業で、画像の美しさを活かしたビジュアル素材として、広くご利用いただきやすくなります。
また、アマナイメージズではAIデータ・プラットフォームを開発するFastLabel株式会社（代表取締役CEO：上田英介）と提携しており、AIに読み込ませる教師データの形で画像を提供することも可能です。
ご利用可能になるサービス
・新規の希望地点での画像撮影
・分類・物体検出・領域検出などのアノテーション加工済みの衛星画像の提供
・過去の希望地点の画像の提供（アーカイブ画像からの画像の切り出し）
・ストックフォト「amanaimages.com」でのアーカイブ画像・分析データの販売（近日中にスタート）
NDVI解析により赤と緑で農作物の生育状況を塗り分けて一目で分かりやすく加工した画像
オリジナルデータは撮影長約1千キロメートルの縦長画像のため、希望エリアの画像を切り出すことも可能です。
オーダーにお応えして、様々な画像をご提供します。画像のサイズや仕様、納品期日、価格などについてはアマナイメージズにお問い合わせください。
具体的な画像の使用方法等については株式会社アマナイメージズからの発表をご確認ください。
https://amanaimages.com/topics/info-notice/axelspace-20230825.aspx
アマナイメージズについて
ビジュアル権利の総合カンパニーである株式会社アマナイメージズは国内最大級のストックフォトサービスをベースに、優れたクリエイティブで企業のコミュニケーションをサポートしています。40年の歴史のあるストックフォトでは、広告や出版・報道、商品開発やAI開発など幅広い顧客層に画像を提供しています。
https://amanaimages.com/about/
●株式会社アマナイメージズ（Visual Bankグループ）
代表者：代表取締役CEO 沼澤 裕太
所在地：東京都千代田区麹町5-3-23 日テレ四谷ビル WeWork
●Visual Bank株式会社
代表者：代表取締役CEO 沼澤 裕太
所在地：東京都渋谷区渋谷2-19-15 宮益坂ビルディング609