株式会社アクセルスペース(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:中村友哉)は、株式会社ウェザーニューズ、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社が運営するテクノロジーベンチャーズ4号投資事業有限責任組合を引受先に約1億円の第三者割当増資をシリーズA追加投資ラウンドにおいて実施しました。シリーズAにおける調達総額は2015年9月16日のリリースと合わせ、約19億円となります。同時に、引受先である株式会社ウェザーニューズとの間で業務提携に関する覚書を締結したことをご報告いたします。
今回の総額19億円になる調達資金を利用して、2017年中を目処に地球観測用の超小型衛星3機を打ち上げ、地球観測画像データ事業を進めてまいります。また、ウェザーニューズとの業務提携契約では主に超小型衛星群の気象関連ビジネスへの適用に関して協業することを目的としており、本業務提携を通じて事業基盤の一層の強化を図る予定です。
追加引受先(カッコ内は無限責任組合員)
・株式会社ウェザーニューズ
・テクノロジーベンチャーズ4号投資事業有限責任組合(伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社)
当社事業について
これまでロマンや夢の象徴だった「宇宙」ですが、GPS衛星を利用したカーナビや「ひまわり」による気象予報など、今や生活のあらゆる場面に関わる存在となっています。しかし、これまでの宇宙開発のあり方は、莫大な予算を必要とし国家プロジェクトを前提とする、民間にとっては手を出せない領域でした。そのような状況に対し、当社では「超小型衛星」という新しいツールを活用することで、コストを従来の100分の1にして民間投資を活発化させ、宇宙利用を一気に拡大させたいと考えています。海外では既に活発化しつつある「宇宙をビジネスの場に」という流れを、日本でも確実なものとし、宇宙から得られた情報を世界中の人々が日々当たり前のように利用する社会の実現を目指していきます。