衛星画像の幅広い利用に向けた取り組みを開始
株式会社アクセルスペース(本社: 東京都千代田区、代表取締役 中村友哉)は、本日渋谷ヒカリエで開催された「KDDI ∞ Labo 10th DemoDay」において、株式会社アマナイメージズ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:堀越欣也、アマナグループ)に対する超小型衛星「ほどよし1号機」が撮影した衛星画像の試験的提供に関して発表をいたしました。なお「KDDI ∞ Labo 10th DemoDay」で発表された内容につきましては、本日同時に発表したこちらのプレスリリースをご覧ください。
「ほどよし1号機」は、東京大学( 次世代宇宙システム技術研究組合と共同で開発し、2014年に打ち上げられた地球観測用超小型衛星です。株式会社アクセルスペースでは衛星画像の利用シーンをさらに広げるため、2016年7月8日に「ほどよし1号機」画像データ利用事業者の募集を行っており、今回の取り組みもその一環となります。加工が容易にできるプロユースのTIFF画像も取り扱われます。
株式会社アクセルスペースでは、50機の衛星からなる地球観測網AxelGlobeの構築を目指しています。これにより1日1回、地球上の全陸地の約半分を撮影することが可能となり、人間が経済活動を行うほぼ全ての領域の情報を毎日得ることができます。2017年中に最初の衛星3機を打ち上げ、サービスを開始します。以降、2022年までの世界全土毎日観測実現に向けて順次軌道上の衛星機数を増やしていきます。本取り組みを通じ、「AxelGlobe」での衛星画像の幅広い利用に向けた実証活動を進めてまいります。