AxelGlobeの利用拡大に向け、世界で積極的に提携を進めます
株式会社アクセルスペース(本社:東京都中央区、代表取締役:中村友哉)は本日、ODYSSEUS Space, Inc.(日本語表記:オデュッセウス・スペース、本社:台北市、CEO:Jordan Vannitsen、以下「ODYSSEUS」)との間で、アクセルスペースが構築を進める毎日全球観測プラットフォーム「AxelGlobe」の地球観測データの台湾への提供に関して提携したことをお知らせします。
すでにお知らせしている通り、AxelGlobeを構成するGRUS衛星に関しては、初号機が2018年12月27日に打ち上がり、正常動作の確認後、ファーストライトを公開済みです。データ提供サービスの開始は2019年5月を予定しています。また、アクセルスペースは2020年にはさらに3機のGRUS衛星を打ち上げることを発表済みであり、2022年に予定するAxelGlobeプラットフォーム完成に向けて着実に構築を進めると同時に、データ利用拡大を目指し、今後もこうした提携・連携をグローバルに推進してまいります。
提携先 ODYSSEUS SPACE, INC. について
ODYSSEUSは2016年、欧州宇宙産業界出身のフランス人数名が台湾で創業したスタートアップです。アジアとヨーロッパ両地域での経験と専門知識を活かし、小型衛星アプリケーションの世界的な市場の急成長に対応した取り組みを進めています。ODYSSEUSの長期目標は、革新的な技術の開発によって新たな可能性を開拓し、宇宙におけるあらゆるミッションを手頃なコストで実現すること、そして宇宙利用に必要な資源をその場で調達できる「持続可能な宇宙環境」を作り上げることです。これが、同社がグローバルにNew Spaceの活動を支援し、小型衛星向けの革新的な技術、例えば光通信システム、小型高効率な推進システム、深宇宙での衛星自律航法システムなどに投資している理由です。同社は2018年にルクセンブルクで開催されたSpace Resources.lu Challenge of the ESA Space Exploration Mastersコンペティションにて優勝し、本社を台湾からルクセンブルクに移転する予定ですが、引き続き台湾その他のアジア諸国での活動を継続していきます。
所在地(台北):Daan District, Xinyi Road, No. 170, 3F, Taipei City 10681
代表者:Jordan Vannitsen, CEO
設立:2016年4月21日
URL:https://www.odysseus.space