すべての搭載実証テーマでフルサクセスを達成
株式会社アクセルスペース(本社:東京都中央区、代表取締役:中村友哉)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下「JAXA」)が2019年1月18日、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所よりイプシロンロケット4号機にて打ち上げた「革新的衛星技術実証1号機」のうち、部品・機器の実証を行う小型実証衛星1号機(RAPIS-1: RAPid Innovative payload demonstration Satellite 1、以下「RAPIS-1」)の設計・製造および打ち上げ後の運用を担当してまいりました。RAPIS-1は打ち上げ後正常に動作し、初期チェックアウトを終えて2019年3月31日に定常運用に移行、以降7つの搭載実証テーマの軌道上実験を継続的に行ってまいりました。
その後、当初設定された軌道上実験期間を終了したことを受けてJAXAにおいて定常運用終了審査を実施し、全ての搭載実証テーマにおいてフルサクセスを達成(当初計画通りの目標を達成)したと判定されました。ミッション完了の判定を受け、弊社では衛星の運用終了に向けて停波作業を行い、昨日の最後の運用を経て、衛星が無事停波したことをお知らせいたします。これまでRAPIS-1プロジェクト成功に向けてご支援いただいたJAXA、搭載実証テーマ開発チームの皆様に心より感謝申し上げます。