株式会社アクセルスペース(本社:東京都中央区、代表取締役:中村友哉)は、さくらインターネット株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:田中邦裕、以下「さくらインターネット」)が経済産業省事業として開発・運用する衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」へ全地球観測プラットフォーム「AxelGlobe(アクセルグローブ)」で取得する衛星データの提供を開始しますことをお知らせ致します。
AxelGlobeは、世界のあらゆる地域を高頻度で観測できる次世代光学地球観測プラットフォームです。現在は衛星5機体制で、同一地点を2〜3日に一度観測し、地上分解能2.5mの画像提供することができます。2022年中には9機体制を実現し、世界の毎日観測を可能にする予定です。
Tellusは、さくらインターネットが経済産業省の「政府衛星データのオープンアンドフリー化・データ利活用促進事業」として、日本発のクラウド環境で大量の衛星データ、データ処理アルゴリズム、アプリケーションを活用できる衛星データプラットフォームです。衛星データや衛星データを扱うさまざまなツールの提供、アプリケーションなどの開発環境、衛星データ活用のためのトレーニングおよび衛星データコンテストなどの教育コンテンツ、そして衛星データを活用するためのドキュメントを提供するオウンドメディアといった機能を有しています。また、衛星データに加え、気象、人流などの地上データを順次搭載しています。
両社は既にTellusの開発・利用促進に向けてアライアンス提携をしており、TellusにてAxelGlobe衛星初号機のデータサンプルを公開しておりましたが、この度の新たな販売パートナーシップ締結により、更なる衛星データ実用化社会の実現に向け、より強固なリレーションを築いてまいります。